奥飛騨酒造について
創業享保5年(1720)より、宿場町として栄えた下呂市金山町で造り酒屋を営んでおります。
清流「飛騨川」と「馬瀬川」の合流地点ならではの、清らかな伏流水を使用。地元産の酒造好適米「ひだほまれ」を中心に、自社杜氏が手間を惜しまず丁寧にお酒を醸しております。代表銘柄は、「奥飛騨」と「初緑」。
蔵元本店は、酒造資料館として岐阜県の「まちかど美術館」に指定され、かつての大福帳、約200年前のお雛様や酒造りの古い道具などの貴重な品々が展示されております。
蔵元挨拶
奥飛騨酒造はおかげさまで2020年に、創業300年を迎えました。
この大きな節目を迎えることができましたのは、ひとえに皆様のご支援、ご協力の賜物と、心より御礼申し上げます。
1720年(享保5年)吉田屋 多吉により、ここ飛騨金山の地で酒造業を始めました。
1952年(昭和27年)、先々代 高木多吉(公平)が高木酒造株式会社を創立、さらに1959年(昭和34年)、ウォッカの製造免許も取得いたしました。
1981年(昭和56年)、弊社初となる海外輸出(シンガポール)も始まりました。
国内はもちろんのこと世界に飛騨をアピールしていくために、社名を主力銘柄に合わせ奥飛騨酒造株式会社に改名しました。
300年という歴史の中で、幾多の困難がございましたが、今年もお酒を醸すことができますのは、いつも応援して下さる皆様のおかげであると共に、ここまで支えてくれたその時々の蔵人やスタッフの皆さんがあってのことと、頭が下がる思いでいっぱいです。心より有り難く思っております。
次なる10年、20年、100年に向けて、これまでの歴史を大切にし、新しいことにも挑戦し、より地域・社会に貢献できる会社を目指してまいります。
今後とも末長くご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
11代目蔵元 髙木千宏
会社概要
代表取締役 | 高木 千宏 |
資本金 | 1,600万円 |
本社住所 | 岐阜県下呂市金山町金山1984番地 |
連絡先 | TEL:0576-32-2033 FAX:0576-32-3328 |
創業 | 享保五年十月(1720年) |
沿革
享保5年10月(1720年) | 創業 吉田屋多吉により酒蔵業開始 |
昭和27年(1952年) | 高木酒造株式会社を創立 高木多吉(公平)社長就任 |
昭和34年(1959年) | ウォッカ製造免許の下付 |
昭和36年(1961年) | 造林部を設立 |
昭和41年(1966年) | 高木富蔵社長就任 |
昭和46年(1971年) | 全酒類の卸免許取得 |
昭和56年(1981年) | シンガポールへ輸出開始 |
昭和59年(1984年) | 高木酒造資料館完成 |
昭和62年(1987年) | 高木富蔵会長・高木千宏社長就任 |
平成元年(1989年) | 香港へ輸出開始 |
平成2年(1990年) | 高木富蔵会長藍授褒章受賞 |
平成6年(1994年) | 成田・関西国際空港 免税店納品 |
平成9年(1997年) | 高木富蔵会長 勲五等双光旭日賞受賞 |
平成10年(1998年) | 平尾昌昭 50周年パーティー出席 城之内早苗 『奥飛騨 星の宿』 |
平成12年(2000年) | 全国新酒鑑評会『金賞』受賞 |
平成15年(2003年) | 全国新酒鑑評会『金賞』受賞 |
平成17年(2005年) | 全国新酒鑑評会『金賞』受賞 |
平成18年(2006年) | 全国新酒鑑評会『金賞』受賞 タイへ輸出開始 |
平成20年(2008年) | 全国新酒鑑評会入賞 |
平成21年(2009年) | 全国新酒鑑評会入賞 |
平成22年(2010年) | 岐阜県酒造組合連合会主催 新酒鑑評会 本醸造の部 『県知事賞』受賞 |
平成28年(2016年) | 全国燗酒コンテスト2016 最高金賞 奥飛騨特別純米酒
2016LONDON SAKE CHALLENGE 金賞 特撰純米大吟醸 銀賞 初緑 純米山廃仕込み 銅賞 辛口純米奥飛騨、特撰大吟醸奥飛騨 |
平成29年(2017年) | 岐阜県知事賞 吟醸酒の部 名古屋国税局 優等賞 清酒 奥飛騨 |
平成30年(2018年) | 全国新酒鑑評会『金賞』受賞 |